XL1200S 18インチ化<その2>
今日から3連休なので、ハイペースで進めようと。
というわけで、今日はフロント周り。
すでに、ノーマルのフロント周りはバラしているので、XJR400の三つ又とトップブリッジをつけて
ZR-7のフロントフォークとGSX-Rのホイールつけたら
ハイ、出来上がり\(^o^)/
・・・って、ウソです。
そう簡単に問屋は卸してくれない。
三つ又への圧入部は約φ25.5mm。
たいして、XJR400は上部がφ25?で、下部と圧入部がφ30の2段構造。
が、トップブリッジ挿入部はφ24.5とスポスタより細い。
散々悩んだ挙句、ステムシャフトはスポスタを使って、三つ又およびトップブリッジはXJRを使うことに。
1インチのスポスタのシャフトを、φ30のXJRの三つ又の穴に圧入することになるので、補正ブッシュを自作。
これがその秘密図面だ。手書きですが、何かっ
実際の加工に当たっては、各自採寸して実行のこと。当の本人もこの図面から、現場でさらに修正して加工・・・
出来上がったヤツも、実は図面公差外だったというのはナイショ。
次に、スポスタのステムシャフトをXJRのトップブリッジに合わせて、旋盤で削り…
分かりづらいけど、右端をトップブリッジの挿入部の径と深さに合わせて切削。
後々、フロントスタンドを使うことも考えて、お尻にも穴を。
通常、ココにはブレーキホースのセパレーターをボルト止めするために小さいネジ穴がある。
よって、ステム穴に差し込むタイプのフロントスタンドが使えない。
そもそもココは、普通のバイクだったら生産性とコストと軽量化を考えて、パイプ材で作る。
ハーレー様は不要なコストと重量をかけることには天下一品!
サーキット走行も前提としていないので、ムクの丸棒にして高剛性を求める理由は無いはずなのに。
続いて、ステムボルトもロック機構がないためにワイヤリングで対応。
ワイヤーを通す穴を貫通。割と簡単。
ステムシャフト・補正ブッシュ・三つ又を、フレーム側のハンドルロックの位置を確認・位置決めしてから、三つ又に圧入・溶接。
ハンドルロックの回転方向位置は良かったものの、上下方向に微妙なズレが・・・
切削時、ぜんぜん計算に入れてなかった・・・
三つ又&下部ベアリングの圧入後で無いと、確認できなかったこととは言え、ステムシャフトを気合いで修正。
リューターで。
小1時間。
というわけで、ここまで終了。
ブレーキ・ハンドル周りは次回にして、タイムアップ!
多分、キャリパー装着で問題が出そう
以上、やらしく。