【備忘録】アップルパイ


実は最近、モンキー作りの本業の傍らにお菓子作りにハマっていて、ぐりぐらカステラとか、イーストドーナツとか、焼きプリンとか作っている。

それらはソコソコうまく出来たものの、アップルパイに手をつけたのが運の尽き。
生地作りのコツが中々つかめず、納得いくまで何度も何度も作るハメに・・・
休憩中もスマホ片手にメシ食いながら、クックパッドを開き、片っ端にググって調べること数ヶ月。
冷凍生地を使えば簡単だけど、そこはもう後へは引けない。
漢の意地で手作りに拘って、ようやく納得のいくモノが出来たので、備忘録としてレシピをここに載せる。

1、リンゴを8等分し、砂糖大さじ2杯とラム酒少々をタッパーに入れ、電子レンジで600W10分チン

2、有塩バター100gを10mm角にカット、冷蔵庫で十分に冷やす。

3、冷やした薄力粉125gと強力粉25g、ベーキングパウダー5gを混ぜて、ふるいながらボールに入れる。

4、粉の入ったボールにバターを入れ、それがバラバラに散らばる程度に軽く混ぜる。

5、卵白1個分とよく冷やした炭酸水50ccをさらに入れ、捏ねずに木べらでバターをつぶさないように混ぜる。
  決してこねない。小麦粉が粘ってくるので、それで他の粉をくっつけて大きくするような感じでまとめていく。
  多少、粉っぽくても良いけど、ボサボサすぎるのもダメ。まだゆるい方がマシ。ここが一番のポイントのような
  気がする。

6、まとまったら、ボールの中で軽く押し固める。それをポリ袋にいれるが、ポロポロした生地も出てくるので、さら
  に袋の外から固めて、冷蔵庫の中できっちりと冷やす。

7、オーブンを250度で予熱。

8、冷やした生地は最初はポロポロするので、麵棒で上から何回も押すような感じで伸ばす。伸ばしたら、三つ折 
  りにたたんで、90度向きを変えてまた伸ばす。だんだん生地がなじんできたら、コロコロと伸ばす。
  今回、三つ折りを5回繰り返した。

9、後は適当にカット、リンゴを乗せ、上のパイとの接着面と表面に卵黄を塗る。この時、リンゴの煮汁と卵黄を
  合わせたが、別に卵黄のみの方が良かったかも?

10、予熱しておいたオーブンで230度で10分、180度で10分焼いて、出来上がり。

イメージ 1

まあまあな積層感
今回、一番まともに出来た気がする。(笑)
ただ、リンゴがイマイチで食感に欠けた。
安い品種を使ったからだけど。

ところで、何でこんなことを始めたかと言うと。
子供のとき、親がこんなものを作ってくれたわけではなく、友達が親から手作りしてもらったなんて話を聞いて、ちょっとうらやましかったという思いを持っていた。
で、娘を持つ親になり、俺の趣味を通じてのいろいろなことを教えてあげたいが、所詮女の子なので、たぶんクルマ・バイクなんて興味も無かろう。
そこで、一応、学生時代はミスドでもバイトしてたし、初めの仕事はお菓子屋さんだったこともあり、お菓子を作ることにも興味はあった。お菓子作りならば、娘もやがて興味を持ってくれよう。お菓子作りの好きなお父さんというのも、ちょっとポイント高いはず。
そういうわけで、将来の親子のコミュニケーションのために、お菓子作りを始めた次第。。
まぁ、クルマ・バイクにそんなにカネが掛けられなくなったし、その趣味は家族が誰も喜ばないということもあるが…

とりあえずアップルパイには納得したので、次は何作ろうか思案中。
イチゴタルトなんかが気にはなってる今日、この頃。