VTR1000F クラッチ板交換

久々のVTR1000Fです。
 
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前期型なので、燃料計はありません…
 
それなりの走行距離を重ねて、「つながり」がよろしくなくなってきて、
またオイル交換の時期でもあったので、クラッチ板交換に踏み切ることにしました。
今回は別件もあったので、行きつけのバイク屋さん(「ショップ」ではない)こと、
ひだかオートサイクルにて作業を行いました。
 
まずはオイルを抜いて…
カウル外して…
ラジエタークーラントを抜いて…
ようやくクラッチカバーをはずせました。
 
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この状態を見るのは初めてかも。
必ずガスケットがダメになるので、はがし作業(メンドクサイ)+新品の手配が必要。
 
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<ミニ講座>
クラッチ内にはフリクションディスクとクラッチディスクの2種類があり、これが交互に組み合わされ、
それを接触させたり、離したりすることによって、エンジン動力の断続を行っています。
外側にツメのあるのが、フリクションディスクで、ブレーキパッドのような小さい摩擦材が
複数貼り付けられています。
内側にツメのあるのが、クラッチディスクで、こちらは鉄の板。要はブレーキディスクみたいなものです。
VTRを含めた多くのオートバイの場合、これが複数あり、オイルに浸っているため、「湿式多板式」と言います。
 
それはさておき、外したクラッチ板を見てみると、まあまあ黒い
半クラの使用の頻度で、クラッチの寿命は変わってくるのですが、まだダメのレベルではないとのこと。
とりあえず、フリクションプレートのみ新品に変えました。
 
組立には、オイル(今回はヤマハRS4 10W-50。)はもちろん、クーラントの補充を忘れずに…
カウルを付けた後で思い出して、メンドクサイ羽目になったので。
 
組み上げて走ってみると…
「つながり」はマイルドになり、オイルが新品なのもあって、回転の上がり方もスムーズです。\(^o^)/
これであと、数万kmは走ってくれるでしょう