ホンダのページをめくったついでに、勝手に考察したVTR1000Fへの流れ。

デザインも何も、ホンダの量産水冷DOHCVツインといえば最初はコイツで、
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VT250F(ただし最初期型に非ず)
 
レプリカブームにのっかって、カウルがついたのがコレ
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VT250F INTEGRA
 
マイナーチェンジされ、さらに洗練されたのがコレ
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VT250F
 
この型のVTが一番好きかも。ただ、惜しむらくは当時、市場はレプリカ一色で、250cc2気筒でハーフカウルなんてハンパモノ扱い。
 
そして、ゼファーの風が吹き荒れているころ、車名と使い勝手を向上、より洗練されてこっそりと延命。
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XELVIS
もともと燃費がいいのに、16Lタンクを装備して航続距離が長く、各所にある小物入れ、前後ディスクブレーキの装備などツウな人には支持されたものの、この「エックス」が読みづらかったのか、こっそりと幕を引いた。
 
そして、時が流れ・・・
ドカティのおかげで、にわかに沸いた2気筒車での草レースブームや、性能一辺倒のマシンから力を抜いて作ったTRX850のおかげで、VTR1000Fはこの世に誕生。
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VTR1000F
ホンダのFact bookには載ってないけど、なんとなくVT系を思わせるスタイル。実際、エンジンの構成もVT系を発展させたもの。使い方としても、いままでのVT系に近いと思う。
 
ただ、燃費が悪かった。初期型は16L(後期型は18L)しかないので、航続距離も短い。
でも、'96から7年間がんばった。
 
VT250系は、VTR250となっていまだに頑張っているけども、いつか、VTR1000Fも復活してくれるといいな・・・