小細工。

先日、ようやく修理した7号機だが、3号機と比べると今一つパンチに掛けていたので、原因を探ってみることに。

今回採用したキタコピストンは、当然ながらキタコシリンダーに対応している。
が、今使ってるシリンダーはデイトナである。
デイトナシリンダーの長さは63.07mm

イメージ 1

対して、キタコシリンダーは63.4mm
で、ヘッドガスケットはデイトナ1.3mm、キタコは0.2mm

つまり、デイトナシリンダー+ガスケットでは63.07+1.3=64.37mmで、キタコは63.4+0.2=63.6mmとなるので、0.77mmの差が発生。
これがどういうことになるかというと、同じキタコピストンを使う3号機より圧縮が低くなってしまうという事になる。

それはマズい。(>_<)

というわけで、1.3mmのガスケットより-0.77mm薄い0.53mmの物を探したところ、

イメージ 2

贅沢にもヨシムラ製。

さっそく組みつけてみると、とりあえずキックが重くなった。
確かに、圧縮は高まったようだ。
走れば、中々のトルク感が発生。

が、慣らし中とは言え、最高速はさほどではないような…
いつか、3号機と並走テストしてみなければ。