XL1200S 18インチ化 <その1>

今日はリアホイールを取りつけます。
ただ、チェーンラインを確認する必要もあるので、今回ではチェーン化まで至っていません。
 
そんなわけで…
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まず、リアタイヤ外して…
 
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新しいホイールを取りつけます。コレだけです。
 
・・・ウソです。
GSX-R750のホイールを取りつける場合、カラーの加工程度では収まらず、ホイールとハブの加工が必要です。
私の場合、ハブを8mm短くしてダストシールを撤去し、シールドベアリング化したうえ、スプロケ座面を6mm切削。
さらにホイールのブレーキローター座面を15mm切削。
それに合わせて、キャリパーサポート間のカラーも15mm切削。
これでハブ側に1mmのシムかませて、ノーマルスイングアームはカツカツ。
とどめにホイールのセンターはやや左寄りとなります。
ただ、このハブは400cc、250ccのカタナ等とも共用なのですが、そっちは鋳造が変更されており、もっと削り代が
あるようです。
まっすぐ走らなかったら、試してみます。
 
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スプロケのスズキ純正ボルト&ナットも使えません。ソレでもこのクリアランス!
サスの取りつけボルトも、カットするなりカラーをかますなり、注意が要ります。
 
スイングアームもヒトスジ縄ではいきません。
スポスタのアクスルシャフトは約φ19mm(3/4インチ)。対して、GSX-Rはφ20mm。
今回、カラー製作やベアリングの特注化を避けて、GSX-Rシャフトを短縮加工したうえで採用しました。
それに伴い、スポスタのチェーン引き(画像ナシ)の内径の拡大、およびスイングアームの長穴拡大を行う
必要がでました。
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また、リアキャリパーがGSX-Rはフローティングなので、トルクロッドの受けも溶接します。
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なお、基本的にショップ任せではなく個人で作業(でも、諸事情あって場所は借りている)してますが、実際に行う際にはショップと相談の上、自己責任で。
私は仕事柄、金属加工や寸法公差のことは知ってはいますが、それでもいろんなヒトに手間と迷惑と相談をかけながら、ようやくホイールの取りつけと相成ったのでした。
 
そして、次は当然のようにフロントが待ってます…
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まるっきり解体車だな・・・
そんなんだから、今日の作業ですっかりコシが痛くなってしまった。
 
以上、やらしく。