7号機(暫定仕様)はまだまだ続く。

いろいろやりながらも、思うように仕上がらない7号機。
キタコピストン&デイトナヘッド・シリンダー&しフトアップカムを合わせてみたものの、振動がある上に伸びがない、トルクもない結果に。
で、開けてみると

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ヘッドとピストンが軽く接触してた模様。
これはガスケットが薄すぎたために起こったと思われ。
(後に判明したが、そもそも燃焼室の形状が違うから、ガスケットの厚みで小細工しても圧縮は下がってしまうだけ。)

そこで今度は、ピストンをデイトナに戻し、SP武川のR-10カム(デコンプ付き)を組み合わせてみるが、組みつけミスで異音が発生、エンジン停止→再び全バラの憂き目に。

仕方がないので
手持ちのULTRAピストンに合わせて、キタコのNEWスタンダードヘッド&シリンダーを導入。
今まで使ってたデイトナのハイパーヘッドは、YD-MJNが斜めにしか付かないのが気に食わなかったのもあるし。

なお、キタコヘッドはスキッシュエリアが狭め。
ココがデイトナヘッドとの違い。

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なお、カムスプロットも軽量タイプを使用。
シリンダー長さは63.4mmでデイトナより0.4mm長い。

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ポート内には整流を狙った盛り上がりが存在。でも、バルブガイドが出っ張っている・・・

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まだインマニの段付きを取る加工はしていない。
デイトナヘッドと違い、ハイポートではないので、YD-MINもまっすぐ装着可能。
ただ、もしデコンプカムを組み込もうと思ったら、ヘッドにもカム本体にも加工が必要。
リューターとヤスリでイケるはず。

というわけで、完成。

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今回はテスト的な意味もあって、オイルクーラー無し。
早速に慣らし(100km)を終わらせて、回してみると下から上までトルクが出ている。
6000~7000回転からはパワーが一段増す感じ。
けっこう速いと思う。
今のところ、最高速は90km/hちょい。

88ccだからなぁ…
せいぜいこんなものだと思うんだけど。