XL1200S バッテリー移設 <その2>

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしく…って、もう1/4ですが。
 
毎年、大晦日と元日は走り仕舞いと走り初めしてるのですが、今回は(風邪ひいたのもあるが)作業に当たってました。
 
バッテリー移設については、前回暫定仕様を作ったのですが、これだとシート換装が他に出来ないので、オイルタンク内へ変更することにしました。
私、けっこーな気分屋でして、後でいろいろ模様変えして楽しみたいのです
ゆえに、この作業は大きなヤマ場でありました。
 
(注;以下の作業は、年をまたいだ数日にわたっています。)
 
まず最初に、バッテリーケースを野崎鉄工さんで作ってもらいました。(12/15に依頼)
SHORAIバッテリーには緩衝材も同封されているので、それを含めた寸法で作成。
その間、車体をジャッキアップして、バレルタンクとリアサスを外し、リアサスの最大ストローク量を計った後、その地点までタイヤをジャッキで上げます。
これによって、タイヤがドコまでフレームに入り込むかが分かります。
 
イメージ 1
 
 
次に、出来上がったバッテリーケース(12/23に受領)を元に型紙を作って、バレルタンクへの取り付け位置を決めました。
給油口や配管の関係上、ド真ん中には設置できない模様…
気にしない方向でいきます。
 
イメージ 2
 
この位置をペンで印をつけた後、某所の定盤とハイトゲージを使い、きっちりとケガきました。
なお、容量についても(気にはしているのですが、どうにも収まりきれないので)無視しています。
 
ケガいたタンクとバッテリーケースを野崎鉄工に持ち込み(12/29)、切断&合体(12/31受領)
 
イメージ 3
 
…年末の忙しいさなか、ありがとうございました。<m(__)m>
AMG SLSのお年玉が効いたようです。
 
後は、コイツを車体にあてがって…
 
イメージ 4
 
おぉ~、なかなかのクリアランス
分かっていたとはいえ、ギリギリ(1/2確認。1/1は風邪でダウン)
 
後は元通り取り付けるだけのはずが、やはり若干位置が変わっているので、元のステーが取りつかず、別途作成。(1/3~1/4)
バッテリーへの結線も、ケースの水抜きの穴明けも行い、ようやく組み付け終了。
(でも、今度は電気配線の逃がしが無くなったという問題が…orz)
 
イメージ 5
 
フレームへの接触箇所は、どうにか隙間を作って、防振対策にゴムを引いておきました。
が、効果のほどは如何ほどか・・・
また、今までと違って、左右が逆に。
容量も2L弱になった模様。
…もともとスポスタのオイル交換時の量は2L強。
でも、ドライサンプのエンジンだから、タンクには「オイルが入っていればいい」程度(※でも給油にはコツがある)のはずだし、コレでイケるはず!
 
イケるはず。
 
イケるはず・・・
 
ぬぐいきれない不安がある(笑)ので、温度センサーを仕込みました。
 
イメージ 6
 
後々付ける秘密装置の機能で、しばらくの間は監視しようという目論見。
場合によっては、サブタンクを設けるかも
 
ともかく、コレで大きな難関をクリアできました。
最初のところがダメだったがために、大きな遅延を食らうところでしたが、野崎鉄工さんのおかけで無事に納期達成。
感謝、感謝。