XL1200S フロントフォークオイル漏れ修理 <その1>

前回、タイヤの味見をした帰り、フロントフォークからの油漏れを発見していました。
 
 
オイルシールがやられていることと、インナーチューブの縦筋がコレの原因のようです。
となると、オイルシールの交換&インナーチューブの修正は不可避。
もちろん片側だけでなく、両側やっておくべき修理です。
 
で、今回はめんどくさかったので、ひだかオートに依頼。(笑)
フォーク単品の状態で持ち込みました。
 
ただ、インナーチューブは思うところがあって、GPZ900R(A7~A11)用新品を購入して使用。
 
イメージ 1
 
という感じでバラされていきます…
ところで、フロントフォークの中身はこうなっております。(パクリ画像で説明)
 
 
なお、ZR-7(ゼファー750)用にGPZ900R(A7~A11)用インナーチューブを組む場合。
 
○インナーチューブ長さは33mm長くなる。
○ただし、ストロークは17mm減少。(シリンダーがZR-7用は短いため)
○カラーを16mm延長しなければならず、結果として組上がり長で16mmアップ。
○フォークトップキャップはGPZ用が必要。
 
ということを組立途中で気づき、かつ一部部品が不足したため、今回はバラして中断。
ストロークダウンはGPZ900R(A7~A11)用シリンダーで対応しようとしたら・・・廃盤!
コレは、油面の調整で対処するか、オイルロックピースの下に17mmのゲタを履かせるか…
 
 
他機種流用は、こういう先人達の失敗の上に成り立ってる…orz